スモールステップで子どもの成長を促そう!
子どもの教育で、ご自宅でもぜひ実践していただきたいのがスモールステップです。
その名の通り、小さなステップを踏むこと。
いきなり高い目標を設定するのではなく、その目標を細分化し、小さなことからコツコツクリアしていくという考え方が、結果的に子どもの成長を促進させることになります。
例えば、子どもに「あいうえお」という言葉を書いてもらうとしましょう。
しかし初めて文字を書く子どもにとっては、特に「あ」と「お」は違いがわかりにくいです。
いきなりどちらも覚えようとすると理解が進みません。
そこで「あいうえお」の中で最初は「あ」だけを繰り返し書く練習を行います。
そして「あ」が書けるようになったら「い」という具合に段階を踏んで字を習得していきます。
こういったステップを踏むことをスモールステップと呼んでいます。
これはいろいろなものに応用できます。
例えば、着替えでもいきなりパンツやシャツをすべて着替えるのは難しいです。
まずはパンツだけ履く練習、パンツをはくプロセスを段階に分けることから始めます。例えば、座ったまま足を通す、膝まで上げる等。もちろん25%ルールでほめましょう。パンツが履けるようになったら、シャツを着る練習といった形でステップアップしていきましょう。
みらいでも小さな目標を設定し、成功体験を繰り返しながら目標達成に向かってトレーニングを行っています。
2022.06.20