してほしくない行動を減らすにはどうすればよい?
発達支援事業を展開しているみらいです。
発達障害があるお子さま、あるいは学校に行けないお子さまの保護者さまは普段の生活で苦労されていることもあるかと思います。
例えば、何回言っても辞めてほしいことを繰り返し行うなど。
してほしくない行動を繰り返して行ってしまうのは、自分の好奇心を満たすため、あるいは誰かの気を引きたいための衝動的行動が多いと言われています。
してほしくない行動を行ったときの対処法ですが、一つの対策として気の済むまでやらせてあげて、その後は終わりというメリハリをつける指導です。
何でもかんでもダメと否定するだけだと、どうしても反発心を招きます。
子どもの気持ちの中に満足感が強くなれば、その行動を抑えられる可能性が出てきます。
そしてもう一つは、それよりももっと魅力的な提案をすること。
例えば、紙を破いてしまう子どもがいたとしましょう。
「そういったことをするよりも、その紙に絵を描いたほうが楽しいよ」などと違った興味を持たせる提案をします。
これにより、子どもの欲望が破る行為から描く行為に移り、いつの間にかしてほしくない行動を抑えることができます。
みらいではこのように子どもの深層心理を理解しながら様々な提案アドバイスを行っています。
2022.05.20